現在ではHONDAの数あるエンジンの中でも傑作と名高いVツインエンジンですが
2013年式VTR250に至るまでにはどのような歴史があったのかをご紹介します。
Vツインクウォーターとして最も最初に搭載されたのがVT250Fです。
何度かモデルチェンジを繰り返し、当時は爆発的な人気がでたバイクです。
発売されたのは1982年で、最新型VTRからすると30年の歴史があることになります。
かなりレース向きだったVT250Fを若干ツーリング向きに改良したのが
このVT250F INTEGRAです。VT250Fから積載量を多くしたりといった変化がありました。
次がVT250Zで、発売は1984年です。
やっとカウルがなくなりました。
ほんの少しVTRの面影がでてきたような気がしますね。
VT250Zの後続モデルであるVTZ250。
軽量化、低コスト化をはかり、よりVTシリーズの人気を高めました。
1988年に発売されたVT250スパーダ。フレームが斬新であり
カラーもイタリア風であり注目を集めました。
このころからエンジンが中低速トルク重視へと改良されていきます。
ここまでくると知っている人も多いでしょう。
XELVISはVTと名前にはつかないもののVツインエンジンを
搭載した車両です。VT系にしては大柄なボディでした。
そして1997年ついに初代VTR250となります!
特徴としてはタンクのロゴがHONDAではなくVTRだったことでしょうか。
ここから何度もモデルチェンジを繰り返します。
2代目VTRです。ぱっと見たところ大きな変化はないように見えますが
タンクのロゴがHONDAになり細かいところのカラーが変更になりました。
またこの時期はカラーオーダープランといって購入時にフレームやホイールの色を
ユーザーが選ぶということができました。
排ガス規制により生産を終了した後に復活したのがこのインジェクションモデルです。
発売は2009年で、テール周りのデザインを大幅に変更し、ニーグリップしやすいサイドカバーや
使いやすいメットホルダーを追加し、より実用的なものとなりました。
そして2010年、黒をベースに赤いフレームをまとったVTR250 B-styleが発売されます。
変更点はカラーのみですが…
2013年、VTの最新型ともいえるVTR250Fが発売。
ハーフカウルを装着することによりよりスポーティなモデルとなりました。
これによりメーター周りもデザインが変更されています。
またVTR250もカラーチェンジしました。
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